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コラム

KATSUKI 甲木輝彦社長

久留米市を中心に、現在8店舗の美容室を経営する有限会社KATSUKIの甲木輝彦社長は、ビューティビジョン協同組合の立ち上げメンバーであり、理事も務めていらっしゃいます。この協同組合を立ち上げたきっかけとは何だったのでしょう。

「業界動向として【離職率が高い】【ある程度のキャリアで独立をする】【教育カリキュラムの問題】【キャリアパスが明確ではない】などがあり、この状況をどうにかしたいと思っていたんです。でも1社ではどうにも出来ない。だから “1社では超えられない時代の壁を、数の力により超えていく”という志を同じくした6社で立ち上げたのが、この協同組合です。最大の社会貢献とは、雇用の創出であり、働く写真や家族が安心安全に暮らすことだと思っています。ようやく形になって来て、他のサロンさんにもこの取り組みに参加していただき、もっと美容業界を盛り上げたいと思っています。」

では、実際に取り組みの中の一つ、早期人材育成について伺いたいと思います。 「育成システムには大きく分けて、2つあります。
まずは新卒者が入社してからの約3ヶ月間、平日週3日朝から夕方まで集中的にトレーニングを行うものです。現在の実績としては、カラーリングで理論と実技70時間。カットも同じく理論と実技で110時間。その他の項目では、受付業務やブロー等を行っています。また各サロンの営業時間内実習として月間平均60時間。そして合計で年間875時間となっております。 さらには次のステップと致しまして、9月からBVアカデミーサロンにて実際にお客様へ入客をしながら、カット、カラー、パーマの施術を行っております。しかも、その際のアカデミーサロンで使用する薬剤、タオル、備品等、また水道光熱費は全てBVが負担をしております。」

ーサロンでは、実際に入客があるためモデルハントの必要も無く、効率の良い自己BVアカデミ投資ができるのだとか。これまで3年以上かかっていたというスタイリストデビューも、この育成システムと取り入れてから平均1年6ヶ月から2年ぐらいでデビュー出来ているという、会社にもスタッフにもメリットのあるシステムのようです。